まなびレポート

謡曲(観世流)入門講座「謡ってみよう」(全4回)

講座名:謡曲(観世流)入門講座「謡ってみよう」(全4回)
開催日時:平成24年10月3日・4日・31日・11月14日(水)
10時 ~ 11時
講師:窪田 義弘 氏
参加人数:22名

能楽観世流名誉師範の窪田義弘先生をお迎えし、

謡曲(観世流)入門講座「謡ってみよう」を開催しました。

22名の方にご参加頂き、謡曲「鶴亀」を謡いました。

「鶴亀」のあらすじは、「新年を迎えた宮殿で、玄宗皇帝が不老門

に現れて初春の日の輝きをご覧になると、万民が天に響く祝賀の声

を上げ、宮殿の庭は金銀珠玉に満ちて美しいことこの上なく、

鶴と亀が舞って皇帝の長寿を祝う」というものです。

結婚式や祝賀会で謡われるにふさわしい曲目です。

謡曲としては、大変短く、謡曲初学者が最初に稽古するのに良く

選ばれるのだそうです。

窪田先生のご指導は、とにかく大きな声を出すことから始まります。

「難解な節より大きな声を出すことが、とにかく大事です。

楽しんで下さい」とのことでした。

精一杯にお声を出した稽古の後は、全身運動をしたかのような、

爽やかさでした。

アンケートでは「先生のお声に驚きました。

素晴らしい先生にお会い出来たことに感謝しております」、

「とても楽しく、4回ではもの足りないくらいでした」

など、喜びの声が多数寄せられました。

そして今回、本講座からサークルが起ちあがり、

「ゆりのき会」として、謡曲の学習を継続されることになりました。

窪田先生のご指導の下、毎月第2・4月曜日の15時から緑ヶ丘公民館にて

行われるとの事です。

窪田先生には、心から感謝の気持ちでいっぱいです。

ご指導賜り、本当にありがとうございました。

参加者の皆様、全4回お疲れ様でした。

そして「ゆりのき会」の皆様のこれからのご活躍を祈念致しております。

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