2012.11.20
謡曲(観世流)入門講座「謡ってみよう」(全4回)

講座名:謡曲(観世流)入門講座「謡ってみよう」(全4回)
開催日時:平成24年10月3日・4日・31日・11月14日(水)
10時 ~ 11時
講師:窪田 義弘 氏
参加人数:22名
能楽観世流名誉師範の窪田義弘先生をお迎えし、
謡曲(観世流)入門講座「謡ってみよう」を開催しました。
22名の方にご参加頂き、謡曲「鶴亀」を謡いました。
「鶴亀」のあらすじは、「新年を迎えた宮殿で、玄宗皇帝が不老門
に現れて初春の日の輝きをご覧になると、万民が天に響く祝賀の声
を上げ、宮殿の庭は金銀珠玉に満ちて美しいことこの上なく、
鶴と亀が舞って皇帝の長寿を祝う」というものです。
結婚式や祝賀会で謡われるにふさわしい曲目です。
謡曲としては、大変短く、謡曲初学者が最初に稽古するのに良く
選ばれるのだそうです。
窪田先生のご指導は、とにかく大きな声を出すことから始まります。
「難解な節より大きな声を出すことが、とにかく大事です。
楽しんで下さい」とのことでした。
精一杯にお声を出した稽古の後は、全身運動をしたかのような、
爽やかさでした。
アンケートでは「先生のお声に驚きました。
素晴らしい先生にお会い出来たことに感謝しております」、
「とても楽しく、4回ではもの足りないくらいでした」
など、喜びの声が多数寄せられました。
そして今回、本講座からサークルが起ちあがり、
「ゆりのき会」として、謡曲の学習を継続されることになりました。
窪田先生のご指導の下、毎月第2・4月曜日の15時から緑ヶ丘公民館にて
行われるとの事です。
窪田先生には、心から感謝の気持ちでいっぱいです。
ご指導賜り、本当にありがとうございました。
参加者の皆様、全4回お疲れ様でした。
そして「ゆりのき会」の皆様のこれからのご活躍を祈念致しております。